立場のある人がスピリチュアルにハマるのは何故か?【スピリチュアル系】

スピリチュアル系の真実

この記事は某友人に向けて書きましたが、スピリチュアルに興味がある人にも伝えられることがあると思います。スピリチュアルを自任する人でも無自覚なスピ系の理屈を知っておきましょう。

本論に入る前に、そもそもどうしてこんなネタを書こうかと思ったのかといえば、新しいコンサルがらみの社内ゴタゴタで揉めている友人に向けて伝えたい事があったから。

それと、映画「この世界の片隅に」があまりにも名作なので色々と調べていたからです。

映画のクオリティや評判とセットで語られるのが主役の声優を務めた能年玲奈さん改め「のん」さん。広島弁の演技が素晴らしかったです。

ところが彼女が所属事務所のレプロとごたごたしたせいで、圧力をかけられて、せっかくの名作映画が全くテレビで報道されないという訳です。

何故事務所と上手く行かずに独立したのかというと、騒動のきっかけが、魅力開発トレーナーの滝沢充子さんとの関係にあったと雑誌で報道されています。

どうやら洗脳されていたのではないか?という意見がメインですね、ホントの事は分かりませんけれども。

その前にはオセロの中島知子さんと占い師のゴタゴタ。

マインドコントロールが云々とか色々言われていましたね。

またスポーツ選手でも特定のマッサージ師や気功師、鍼灸師と深い付き合いをする人が少なくありません。

誰でしたっけ?

フィギュアスケートとか相撲の世界でもありましたよね。今では無かったことの様になっていますけど。

そして、あのトム・クルーズも新興宗教サイエントロジーの信者で向こうでは色々とスキャンダルが報道されていました。

更に直近だと、韓国のパク・クネ大統領と占い師のチェ・スンシルさんのゴタゴタ。致命傷です。

パク・クネ大統領のニュースは近所にあるスリランカ人が経営するカレー屋で目にしました。

そのスリランカ人の店主がいうには、政治家が占い師を抱えて政治への意見を求めるのははスリランカでは当たり前で、サンスクリット語の呪文とかまじないをするらしいです。

日本だと強運で有名な某総理が神道系の呪術に帰依していたとかいないとか・・・。

つまり、洋の東西を問わず、有名人や権力者であっても占い師、スピリチュアル系に傾倒することは十分にあり得るという事です。

「芸能人 宗教」とかで検索すれば噂話レベルで山ほど出てきますよね。

こういった出来事に対して、たいていの人は「バカだな~」って思って面白可笑しくネタにして、自分に関係のある世界だと考えていません。

しかし、それこそ大問題。

一度も風邪をひいたことが無い人が病人にバカだな~って思っているのと一緒で、いざ自分の調子が悪くなった時には、とんでもない事をしでかして病気を悪化させてしまうものです。

そして、スピ系の話題は中小企業の社長やアフィリエイター界隈でも珍しい事ではないんです。

これって何でなのかって事について色々と書いてみたいと思います。

スピ系って何?

いわゆるスピ系とはスピリチュアル系の略称です。

スピリチュアル系とは、スピリチュアリズムを信じている人達を指しています。

スピリチュアリズムとは下記の定義がされています。

心霊主義(しんれいしゅぎ)は、スピリチュアリズム(英:Spiritualism)、スピリティズム(英:spiritism)の和訳のひとつで、人は肉体と霊魂からなり、肉体が消滅しても霊魂は存在し、現世の人間が死者の霊(霊魂)と交信できるとする思想、信仰、人生哲学、実践である。Spiritualismは心霊術、交霊術、心霊論、降神説などとも訳される。
心霊主義は英: spiritualism(スピリチュアリズム)の日本語訳のひとつであるが、「唯心論」「精神主義」とも訳されるため注意が必要である。唯心論は、精神の独立した存在と優位を説く学説であり、哲学においては、心霊主義(心霊論)は唯心論に含まれる

引用元:ウィキペディア

これを更に身近なものに置き換えると、前世とかカルマとか、おまじないとか、占いはスピリチュアリズムといえるでしょう。

いろんな言い方や方法論で語られますけど、要するに自分の本体は不滅の魂である

魂にはカルマ(業)のパラメータが付いていて、良い事をしたり悪い事をすると反映される。

カルマのパラメータによって人生が好転したり、悪化したりするし、死後に天国に行くか地獄に行くか、恵まれた境遇に生まれるか、悲惨な境遇に生まれるかが決まる。

スピ系はたいてい、これらの枠内に収まると思います。

これらを下敷きにして、神道系なのか仏教系なのかギリシア系なのか宇宙人系なのかといった世界観に合わせた千里眼とかヒーリングとか除霊とかいろんな超能力が付いてきます。

スピ系の世界観を信じる事の是非

さて、ここまで読んでくれた人の中には、自分はごく自然にスピ系の思考を持っているけど、何が悪いの?とか、そういう事が出来る人ってホントに存在するよ!って人が必ずいると思います。

スピ系と超能力は関係が深いですが、実は分けて考えないとダメなんです。

そして、スピ系の世界観を持っている事自体は悪くないですし、いいこともありますが、実は物凄く脆弱でリスキーな世界観でもあります。

スピ系の良いところ

  • 魂とカルマの世界観を信じると死んでも安心っぽい。
  • 悪いカルマをお祓いしてもらうと心が休まってパワーが出る。
  • たいていは「お助け」をしてくれる人がいるので頼れる
  • パワースポットでより一層元気になれる

スピ系の悪いところ

  • 調子が悪い時に超常的なものに原因を求めるので、本当の原因に目を向けづらくなり問題解決に遠回りする。
  • 霊的なものに目を向けるので、第三者にコントロールされやすい。
  • 勝手に邪気とか悪意にあてられて調子を崩しやすくなる
  • ゆるふわ世界観なので葬儀など現実的なインパクトのある出来事や儀式の前ではほぼ無力。

もっとあるでしょうが、ぱっと書き出してみただけでも十分だと思います。

疲れた時に自然が多く、古くて文化的に統一されたコードで作られた建築物のある所に行って元気になるというのはスピリチュアリズムのいい面だと思います。

しかし、ガチで傾倒し始めると、占い師や拝み屋にコントロールされやすくなります。

これが大問題で、言われた通りにやって物事がいい方向に転がったというのなら問題ありませんが、逆方向に転がりだしたら目も当てられません。

一番最初に上げた例なんかは世間一般的な視点からはまさに悪い方向に転がった例だと言えるでしょう。

何故「世間一般的」な視点から、と注釈を入れるのかといえば、本人と拝み屋の間では「正しい道を歩くための試練」とみなして好ましいと考えている事があり得るからです。

この世間とのズレがますます依存を生みます。

その上、葬儀などの場で同じスピリチュアル世界観を共有していない人達とは全く合わないのです。

伝統的な祭祀の前ではスピリチュアルな世界観は全く無力。

その為、スピ系の人は法事や葬式といった伝統的な祭祀の時とそれ以外で無意識のうちにマインドセットをスイッチしている事が多いです。

スピリチュアル系と超能力・霊能力

次に各種霊能力。

これはそういうものもある、という視点が正しいです。

全てを思い込みとか、科学的にあり得ないという言い方で片づけるのは無理です。

伝統宗派の学識ある僧侶や科学者ですから、説明不能な出来事があり、判断を保留しているのです。

むしろ、そんなものは全部インチキ!と思っている人ほど、失せ物を見つけられたり、誰にも話したことのないはずの過去のトラウマ等を言い当てられたりするとコロっとやられてしまうのです。

ただ、事をややこしくするのは超能力にも本物と偽物があるという事です。

本当に超能力を持っている人なのか、そうでない人がコールドリーディングや何かのトリックを使っているのか?

それらしく見せる方法については大分人口に膾炙して来たので、調べれば多種多様な手口は分かります。

しかし、ガチの拝み屋さんなんかの場合はホントにタネも仕掛けもないので、そういう事もあると判断保留するしかないのです。

実際、地元では有名という霊能力者はかなり数多くいますし、沖縄出身の私の母型の叔父も「ユタ」に相談に行っていた位です。

そして霊能者とかそういう人は独特の雰囲気を持っているので、鋭い人ならひと目みたら一瞬で違和感を覚えます。

例外なく自身の霊能力の根拠となる特殊な世界観を持っているので、普通の人とは場の雰囲気を共有しづらい事が原因だと思われます。

対面したその時に一瞬で影響力の綱引きが行われ、向こうに提示された世界観に囚われると、面倒なことになるのです。

これも芸能人や政治家、企業の経営者がスピリチュアルに傾倒する理由の一つだと言えます。

特殊な体験と霊能力

例えば初めてヒーリングを受けてから自分の身に変化が起きたとか、瞑想合宿で神秘体験をしたとか、悩みを解決してもらったとか、そういった特殊な体験もスピリチュアリズムに傾倒する理由の一つとなります。

占い師の立場にしてみれば、固定客を付けるために最初のセッションで一番気を付けるところですね。

ただし、誰の手も借りずに偶然神秘体験をしたり、特殊な経験をすることもあります。

その時に、起きた出来事に対して自分で理由を付けるときに、スピリチュアリズムの文脈を選ぶ人がかなり多いのです。

そして、その体験を再現するために望んでスピ系に走る人もいます。

私も鬱から復活する時にはちょっと特殊な体験をしましたが、そこに神秘的な意味を付けなかった為、スピ系志向になりませんでした。

うつ病からの復活|コンフォートゾーンとホメオスタシスに気付く!

エライ人が占い師にハマる理由

さて、色んな説明をしてきましたが、ここまで読んでくれた人はお疲れ様ですm(__)m

何故エライ人が占い師にハマるのか、それは迷信を信じる無知からではありません。

説明不能な出来事に対しての受け取り方の文脈がスピリチュアルなのです。

そして、一般人よりもハマりやすいと受け取られるのは報道のされ方だけではありません。

本人が抱えているプレッシャーや不安が大きく、持っている熱量もまた大きいからです。

さらに、もう一つ隠された理由があります。

それは、自分の成功に対して根拠を求めているという事。

人生には運の要素があります。

ある程度上手く行っている人は100%、自分の成功がある種のタイミングや幸運に支えられたという実感を持っているハズです。

私も脱サラしてなんとか生きていけるのは運良くアフィリと出会って諦めずに続けたから稼げたのだと思っています。

もちろん、ここでいう「運良く」は上手く行っていない人が考える「タナボタ的運良く」ではなく、努力が前提である事は言うまでもありません。

この実感が重くなると、一種の謙虚さを伴う為に、自分が上手く行った理由を外部に求めます。

私はこれが信仰の種だと思います。

※逆に全部が全部自分の力だけで上手く行ったのだ!と考える人は遠からず破滅します。例外はありません。

この時、伝統宗派の影響下にいなければ、「運良く」の根拠となる受け皿はスピリチュアル系しかありません。

本来、神道や仏教をはじめとする伝統宗派の宗教教育や布教活動が成功していれば、スピリチュアリズムのような外来種の繁殖するスキマが無いはずでした。

しかし、色んな理由(語りだすと長くなるのでヤメヤメ)で伝統宗派が十分な情報開示をしてこなかった為にスキマが生じて、そこにスピリチュアリズムがはまり込んだのです。

例えば、日本最大派閥の浄土真宗では信心を最優先するあまり、信徒に「学ぶな」と言っているそうですから、現代人には合わなくなるだろう・・・と。

中世の一般庶民と21世紀ではリテラシーが違いすぎます。

弥陀の本願信ずべし、学ぶなと言われても、理由付けが欲しくなるのは当然の帰結だと言えますし、理由を求めるような熱量はあるけれど、経典を読むほど頑張りたくないという層にはスピリチュアル系の説明原理はハマったのではないでしょうか?

宗教=ダメな人ではない

良くあるのが、ダメな人ほど宗教にすがるという言説です。

これは明らかに間違いですし、新興宗教とカルトと伝統宗教をごちゃまぜにしています。

味噌糞一緒な意見なので真面目に検討する価値はありません。

たしかに勧誘された体験から「宗教=勧誘=お布施=搾取されるバカ」みたいな考えを持ってしまうのは当然です。

しかし、これまで書いてきた理由から、会社のオーナーが特定の教団に寄付をしていたり、コンサルタント料として拝み屋さんと付き合っている事はよくある事です。

それ自体が害悪ではないし、むしろ精神安定剤的役割を担っているので排除することは不可能です。

だから、占い師がコンサルになったからと言って、うちの会社やべーよ!的な良く分からない危機感を持って怖がったり、キモがったりするのではなく、スピリチュアル系の内在的論理を理解する事が大事です。

理解すれば不安も消えると思います。

私信

Yへ、これで分かった?

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