依存症ビジネスとドーナツについて!FIXが足りないのか?

以前、依存症ビジネスという本を取り上げた事がありましたが、今現在身をもって、依存症マーケティングにハマっています。

現在私がハマっているのはこちら。

20150120_102314

ドーナツ様です。

しかも、ミスタードーナツではなくて、激甘なクリスピークリームドーナツ!

モーニングセットはコーヒーとドーナツ1つで340円。

丁度オフィスに向かう途中にあるので買っていたら、いつの間にやらポイントカードが溜まっていました。

コーヒーはサイズアップしているので、1杯で14時くらいまではもちますし、ドーナツは甘いのでたまに齧るといい感じです。

しかしある時、この新しい習慣が、念入りにマーケティングされた結果だという事に気づきました。

本当にこの本を読んでいてよかったと思います。

デイミアン・トンプソン
ダイヤモンド社 2014-10-10
¥ 1,836

もっとも、だからと言って自宅で朝食をとってから、家を出るのは面倒ですから、飽きたりもっと便利な店が見つかるまでこの習慣を続けますけど。

本の内容については下記の記事で触れましたが、一部、紹介していない重要な点があります。

依存症ビジネスとは何か?

それはFIXというキーワードです。もちろん、このフィックスとは「直す」という意味です。

この本の中で依存症をもたらすものはみなFIXと呼ばれます。

つまり、依存症になる事で壊れてしまった自分をなおすという事です。これが治すの意味のcare(ケア)でない事に注目!

麻○はもちろんの事、糖分、ドカ喰い、買い物、課金、様々な趣味や習慣にハマる人がいます。

これは当人にとって、「癒しのつもり」なのですが、自分自身を修理する、メンテするという意味を使うことが、大きな問題です。

もちろん、いくら上記の習慣を続けても、Caraされたりしません。ひたすら乾くだけ。

巨大で複雑な機械である現代社会に適応する為、自分自身すら半ばメカニカルなものとして振る舞っている、それを直すのならFIXです。

つまり、高ストレス社会である事自体が、依存症ビジネスを加速させているのです。

単に意思が弱いからとか、あまりにも依存性が強いからというのではなく、FIXが必要とされる環境である事が、依存症を作るのです。

この本ではベトナム戦争でヘ○インに手を出した兵士の例が取り上げられています。超高ストレス下の戦場では薬物に手を出す兵士は少なくありません。

しかも、現地では簡単にそれを手に入れられる。だったら溺れる兵士が現れても当然です。

ヘ○インは非常に強い依存性をもっていますが、実のところヘ○インを使用していても、退役した兵士が故郷に戻ると無理にヘ○インを求めたりしないとの事。

※もちろん程度によります。既にガッチリ中毒になっていた場合は別。

依存性が強いのだったら、それを求めるために沢山の兵士が事件を起こしてもおかしくないのですが、高依存症の薬物を摂取していたにも関わらず、戦場から離れたらパタッと止める事が出来るのです。

つまり、戦場という環境がFIXを求めさせ、しかも簡単に手に入るという状況が依存を加速させるのです。

つまり、ストレスを与えて、ストレス解消手段をそばに用意する。これで入れ食い状態!

これって、まさに今の社会ではありませんか?

例えばパチンコ。

人生上手く行かなくて、給料が増える望みもなくて、

一攫千金(と言っても精々数万)を求めて、会社帰りのサラリーマンがパチンコやパチスロに興ずる。

止めようとおもっても、町にはパチンコ店が沢山あります。しかも避けられない駅の傍などに!

でも、彼らにお金の心配が無くなったら、いつでも好きな時に旅行に行けて、好きなものを何でも買えて、将来への不安がなくなったら?

それでもパチンコを続けるでしょうか?

過食症やアルコール中毒も一緒です。

やたらとドーナツを食べすぎたり、酩酊していたいのは、FIX自体を求めているのではなく、FIXを求めざるを得ないほどの問題を抱えているせいなのです。

依存症ビジネスでは意図して、この状態を利用して、あるいは巧妙に作り出して、継続的に暴利をむさぼる企業が取り上げられています。

消費の歯車にならないため必読の1冊です。

 

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